2002.6.18
光智山 法泉寺(こうちさん ほうせんじ) 臨済宗南禅寺派
本尊 : 聖観世音菩薩
真言 : おん あろりきゃ そわか
ご詠歌 天照す 神の母祖の色かへて なおもふりぬる 雪の白山
ご朱印をご覧下さい。
参拝日 昭和14年4月8日(月曜日)快晴
久昌寺を出て、約三キロの車が行き交う長い道のりで、左に秩父ミューズパークの山並みが続くアップ・ダウンのある道でしたが、武甲山を右手に街道を進みました。
遠くには浦山ダムも望むことができました。
やがて荒川にかかる赤いアーチの巴川橋が見えてきました。
巴川橋の手前を左折し、暫く進むと左手に「観世音」と刻まれた大きな自然石が建っていました。
ここから法泉寺へは百十六段の石段を登ります。
石段を登り切ったところが境内で正面に観音堂がありました。
この観音堂は三間四面の方形造りで江戸中期の唐様を随所に配しています。
堂の左右がはりだしていて、仁王門と観音堂が合体しためずらしい造りです。
小さいながらも威厳をもった仁王像が立っていました。
境内からは雄大な武甲山が木々の間から望めました。
観音堂の右側の庫裡で納経を受け秩父公園橋を左に見ながら、荒川にかかる佐久良橋を渡り秩父市内へと向かいました。