2002.6.11.




卜雲寺をあとに武甲山に向かってのどかな山里の道を進みます。
途中小松沢農園ではいちご狩の真っ最中でビニールハウスの中には真っ赤に色ついた美味しそうなイチゴが沢山なっていました。

根古屋の集落に入る。
ここは武甲山への登山口でもあり道標も見られました。



途中で左に折れて、急な坂道を登ると、小さな鳥居と土蔵造りの御岳神社の里宮がありました。



里宮とは武甲山の山頂のお宮を里で参拝できるように設けられたお宮です。

更に里宮の前の城谷沢に沿って奥へ進むと、秩父絹の発祥地として県指定の史跡となっている白絹を晒した城谷沢の井がありました。
今ではすっかり枯れ果てていましたが、昔はこの村に一帯は根古屋絹として知れ渡った産地でした。


西武線のガードをくくぐると雄大な武甲山が眼前に覆いかぶる様に迫ってきます。
これから行く西善寺は武甲山に一番近い札所です。

武甲山は1336メートル、石灰岩の埋蔵十億トンといわれる宝の山です。
昔、日本武尊がこの山登り、甲冑を岩の中に納めて祈ったので武甲山の名が生れたそうです。



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