2002.6.15


瑞龍山 法雲寺(ずいりゅさん ほううんじ) 臨済宗建長寺派


 

御本尊 : 如意輪観世音菩薩

ご真言 : おん はんどめい しんだまに じんばら ん

ご詠歌 一心に 南無観音と唱ふれば 慈悲深か谷の 誓ひたのもし


ご朱印をご覧下さい。


第四日目

参拝日 昭和14年3月25日(月曜日)快晴

巡礼四日目、いつもの秩父鉄道、お花畑駅の駅員の方から秩父の枝垂れ桜の名所、
清雲寺の枝垂れ桜が満開だとの知らせを受けコースを急遽変更して30番・法雲寺からスタートする事になりました。
白久駅に向かう車窓からは満開時期を迎えた、桃の花や桜の花が目に飛び込んできます。

秩父鉄道・白久駅で下車、駅前正面の坂道を登ってゆきます。

 

木が覆い繁げる山道を五、六百メートルほど行くと右側に道標があり、直進すると秩父鉱泉卿の一つ、白久湯へ行ける。

我々はここを右折して急坂を約三百メートル行くと風化した石柱がありました。
ここからの参道をのぼり境内に入る。
観音堂へは三十七段の石段をのぼる。
石段下の右手には山の水を引き込んだ池があり、鯉が泳いでいました。
池の周り、階段の周囲にもつつぢが植え込まれていて、シーズンには花の寺に変身すことでしょう。

    

観音堂の前に立つと谷をへだてての山並みが続き山の中の静かな寺であることを実感しました。




観音堂は五間四面の銅板葺きの落ち着いたたたづまいで、回廊のある、朱塗りの建物で江戸初期に建てられたそうです。

  


参拝を終わり山道を下り、白久駅まで戻って、清雲寺の枝垂れ桜を見に再び電車で武州中川駅まで戻りました。

武州中川駅から再び街道を歩く途中でに千手観音堂が建っていました。



 千手観音堂・信願相撲

 29番・長泉院へ

 清雲寺の枝垂れ桜へ




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