2002.6.13.
無量山 西光寺(むりょうざん さいこうじ) 真言宗豊山派
御本尊 : 千手観世音菩薩
真言 : おん ばざら たらま きりく
ご詠歌 西光寺 誓いを人に尋ぬれば ついの住家は 西とこそ聞け
ご朱印をご覧下さい。
参拝日 平成14年3月13日(水曜日) 快晴
今宮坊を後に静かな民家が並ぶ坂道を下るとやがて立派な蔵があるお宅が見えてきました。
蔵を右折すると西光寺の参道に入り、白い土壁に囲まれた山門の両側には梅の古木が花をつけて迎えてくれました。
無量山と書かれた大きな扁額のある山門をくぐるとすぐ右側に六地像があり正面に本堂があり
本堂正面の上の方には「西光寺」と大きく書かれた額が掲げられていました。
欄間には、釈迦涅槃像の彫刻もありました。
本堂の右手にはコの字形になった回廊堂があり、ここには四国八十八ヶ所の本尊が安置されています。
回廊には黒い厨子に入った各寺の本尊が霊場の順に並んでいます。私も一つずつお参りしてきました。
これで四国八十八ヶ所全てをお参りできた事になります。
本堂の右手前に古いお堂があります。このお堂は礼堂と呼ばれている秩父札所に唯一残る最古様式を備えたお堂だそうです・
現在の本堂建立前の初期の観音堂だそうです。
古びた柱や天井には納札を打ちつけた釘や釘のあとがいっぱい残っています。
境内左側には大きな酒樽の家が置かれていて中には大黒天がおまつりしてありました。
この樽の回りにも沢山の千社札がすきまなく、貼り付けられていました。